“漆喰”の特徴


 当社では、外壁・内壁の仕上げに漆喰を使用しています。
今回は、その“漆喰”の特徴をご紹介します。


 漆喰は、数千年もの昔から、エジプトのピラミッドをはじめ、世界各国で建築材として使用され、日本でも、古くからお城や蔵に使われてきました。


 その理由のひとつに、漆喰の持つ優れた調湿効果が上げられます。漆喰は、室内と外気の状況に合わせて、水分の吸収や放出を繰り返し、室内の湿度バランスを保つことができます。そのため、雨の日でもサラサラの室内を実現します。また、軽石のような構造で空気層を持つため断熱性も高く、室内は快適な空間となります。




〜その他の特徴〜


◎市犯材と違い化学物質は入っていません。
 漆喰自身に固まる力がある為、接着剤等の化学物質を一切使用しなくてすみます。




◎雑菌効果があります。
 漆喰には、インフルエンザのウイルスをたちまち死滅させつ働きがあります。鳥インフルエンザが発生した、鶏舎に石灰がまかれる様子が、ニュースなどで報道されました。石灰と漆喰は同じ成分です。




◎ほこりが付きにくいので、室内を清潔に保つことができます。
 漆喰の強アルカリ性には優れた殺菌作用があることはわかります。土蔵で保管した古文書などがいつまでも保存状態がよいのは、この殺菌効果によるものです。加えて漆喰は、ビニールクロスとは違い、静電気を帯びない性質を持っているので、掃除機などの埃の吹き上げを寄せつけません。




◎ビニールクロスと違い、火に強く有毒ガスを発生させません。
 漆喰の原料は無機物で、その表面は石灰岩と同じ性質なので燃えません。






◎汚れ・落書き・傷が一瞬に直すことができます。
 ちょっとしたよごれは消しゴムで消すか、カッターナイフで削って消すことができます。




イロトリドリのライフサロンでは、壁・天井のすべてに漆喰を塗っています。
漆喰に囲まれた癒しの空間をぜひ体感しに来てください。


Eriko


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